花言葉

「松ぼっくり」の花言葉とは?クロマツ・アマカツで違うの?意味や由来を解説!

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松ぼっくり

日本で縁起の良い植物といえば「松(マツ)」を思い浮かべるでしょう!

 

松の花言葉には、「不老長寿」「永遠の若さ」などの花言葉がありますが、その理由や由来について、「松ぼっくり」との違いについても解説していきます。

松(ぼっくり)の花言葉は?

「松」の花言葉にはいくつかありますが、代表的なものとして「不老長寿」「永遠の若さ」「慈悲」などがあります。

 

松の木の花言葉、それぞれ意味や由来を解説しましょう。

 

「不老長寿」「永遠の若さ」・・・マツが長寿の植物であることから。針葉樹で冬でも枯れず寿命が長いため「不老長寿」や「永遠の若さ」を意味しています。

 

「勇敢」「向上心」・・・大きく寿命も長いマツは堂々として力強いイメージですね。代表的なクロマツは樹高が30メートルにもなり、何事にも動じない果敢なイメージがあります。
また、「松」=「待つ」に由来するとも言われ、長く耐え忍んだあとに咲かせる花に「向上心」を感じたのでしょう。

 

また、松にはちょっと違った意味合いを持つ花言葉があります。

 

「哀れみ(かわいそう)」や「同情」「慈悲」「希望」といった花言葉。
これらは松の英語での花言葉「pity(哀れみ)」から来ています。

 

日本での松の花言葉は「勇敢」や「向上心」など前向きな言葉なのに、西洋ではネガティブなイメージもあります。これは、ギリシャ神話に基づいた、ちょっと悲しいエピソードが由来しているそうです。

松の種類(クロマツ・アカマツ)によって花言葉も変わるの?

松の花

「松」の木には種類がいくつかありまして、日本に自生するものだとクロマツ(黒松)、アカマツ(赤松)、ゴヨウマツ(五葉松)、リュウキュウマツ(琉球松)、ハイマツ(這松)、チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉)の6種類。世界にはあと3種類くらいあるそうです。

 

いくつかある松の種類で、花言葉が変わるのか?と思いましたが、違う花言葉はありませんでした。クロマツ・アカマツでも基本的に「松」で花言葉は全部同じですね。

 

ただ、「カラマツ(唐松・落葉松)には少し違う花言葉があります。また、「唐松草(カラマツソウ)」など別種もあるので、別のページでご紹介します。

「松ぼっくり」は花なの?実なの?

ここまで「松」の花言葉について解説しましたが、「松の花」って見たことありますか?

実は、松にもちゃんと「花」がありまして、春になると新枝の先端に丸くて赤紫色の花が咲きます。(正確に言うと雌花と雄花があるのですが)

 

そして、雌花が開花した後に「実」になります。これを「松かさ(松笠)」と読んでいます。この実にたくさんの種子付いていて、笠が開いて種子を飛ばします。

 

種子を飛ばした後の「殻」のような状態が、私たちが「松ぼっくり」と読んでいる状態です。

松が縁起が良いとされるのはなぜ?

松の種類

日本では「松」の木を古くから「縁起の良い」植物として重用しております。

正月には門松として玄関先に飾り付けますが、これには「魔よけ」の意味合いがあるそうです。

 

また、お祝い事などで「松竹梅」と並び称され、その中でも一番の存在とされます。

盆栽で使われる代表的な樹木でもありますね。

(まとめ)

「松」は古くかなら無病息災や魔除の意味合いで、縁起物とされていました。
松の花言葉も「無病息災や「永遠の若さ」など、縁起の良さを表す言葉になっています。

 


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