花言葉

彼岸花の花言葉が怖い?赤・白・黄色ではいい意味もある!

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秋のお彼岸の時期(9月20日頃)に咲く「彼岸花(ひがんばな)」。お墓の周りによく咲いていることから、不吉な花というイメージも強いいですね。

 

でも、彼岸花の花言葉を見てみると、意外にもいい意味の言葉が多いんですよ。

ここでは彼岸花の花言葉やその由来、花の色別の花言葉の違いについてわかりやすくご説明します。

彼岸花「赤」の花言葉は「情熱」!

さて、お彼岸に咲く彼岸花といえば、真っ赤な色が印象的ですが、この赤い彼岸花の花言葉とはいったいどういう言葉でしょうか?

 

花言葉は「情熱」や「独立(独立心)」といった花言葉があります。

 

これには彼岸花にはお彼岸の時期に咲く花という意味の他に、「飢餓の時に食べて 飢えを凌いだ悲願の花」という意味があります。

 

彼岸花には毒がありますが、根を水にさらすと毒が消えるため、本当に困ったときの非常食として重宝されていた花なんですって。

 

そんな生きる事への「情熱」や「独立心」がよく見る赤い彼岸花の象徴となり現在の花言葉になっているのです。

「あきらめ」や「悲しい気持ち」といった意味も

「情熱」や「独立」など前向きな意味がある一方で、「あきらめや「悲しい思い出」といったアイナスなイメージも花言葉も彼岸花は持っています。

 

その理由としては、赤い彼岸花が持っている「諦め」や「悲しい思い出」という花言葉は、言うまでもなく墓地に植えられていたことがほとんどであったからです。

 

毒草なので、動物避けにしていたという現実的な意味があるとは言えどうしても悲しい花言葉に繋がってしまったのです。

彼岸花の花言葉は色で違う?赤・白・黄色の意味は?

彼岸花 白

 

彼岸花というと真っ赤なイメージが強いですが、他にも「白」や「黄色」の彼岸花もあるんですよ。赤のイメージが強い彼岸花希少な色として白や黄色もあるんですね。

彼岸花の白い花言葉「再会」「また会う日を楽しみに」

さらに、「再開」とか「また会う日を楽しみに」という別れから再度巡り合うという意味もあるそうです。

 

これには彼岸花の花と葉が別の時期に付くことから生まれた花言葉とされています。

これは彼岸花が「葉見ず花見ず」といわれ秋には花がなにもないところから突然咲き始めていきます。

 

花がなくなり、冬になると今度は葉が出てきて春には、また枯れてしまいます。つまり、花と葉が出会うことなく順番に地面から生まれてくるのです。

そんな背景から再会に関する花言葉が生まれたのですね。

 

さらに「思うはあなた一人」といった誰か一人を思い焦がれるイメージの花言葉もあります。「情熱」と「再会」を合わせた感じの意味ですね。

黄色い彼岸花の花言葉は

彼岸花 黄色

黄色い彼岸花といわれてもピンとこないかも知れませんが、別名「しょうきずすいせん」と呼ばれており庭や芝生などでよく見かける品種です。

この黄色い彼岸花の花言葉は、

 

  • 深い思いやりの心
  • 悲し思い出
  • 追想

と、過去に思いを馳せるそんな言葉が並びます。

この深い思いやりの心は生きている人ではなく「ご先祖様への感謝」への感謝の気持ちが強く込められています。

 

ご先祖さまからずっと巡って今の私達に繋がっている。そんなことへの敬意が現れている花言葉というわけなのです。

 

彼岸花とは、どんな植物?

彼岸花とは、茎が太めでまっすぐに伸びていて、存在感のある花でもありますね。

実は彼岸花は元々モグラ避けに植えられた毒草。茎や根のところに毒があり、虫除けにも兼ねて植えられたというわけ。

彼岸花の由来とは?

元々、なぜ「彼岸花」と呼ばれるよになったかというと、そもそもはサンスクリット語で「天界の花」を意味します。

幾つか並べてみると

 

  • 曼珠沙華
  • 死人花
  • 幽霊花
  • 地獄花
  • 天蓋花
  • 狐の松明
  • 捨子花

などと強烈なものばかりだそうです。

彼岸花の花言葉まとめ

彼岸花のイメージに反して、意外にも花言葉は前向きな言葉でした。お彼岸の時に咲くことや、お墓の近くに多く咲いているため、これはちょっと意外でした。

お彼岸に咲く花ということでやはり亡くなった方や生きている人間の気持ちがこもった花言葉の彼岸花。

それでも怖い意味の花言葉は彼岸花にはありません。色ごとでも花言葉は変わってきます。

 

しかし一方では、色ごとで花言葉が変わることは無い!という説もあります。

色が変わっても彼岸に咲く彼岸花は過去の人や今の人が思いを馳せる花言葉であることは全く変わりません。

 

お花自体も美しいのでちょっとでも印象が違うことで彼岸花を愛でる方向が変わるんじゃないでしょうか?道端で見つけたらじっくり観察してみるのもいいかもしれませんね。

 


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